検 査Inspection
AI内視鏡診断(CADEYE)について

患者さまに“より安心”を
当院では、内視鏡検査の精度をより高めるために、最新のAIシステム「CADEYE(キャドアイ)」を導入しています。
CADEYEは、内視鏡画像をリアルタイムに解析し、ポリープや微細な病変を瞬時に検出・評価するAIサポートシステムです。
病変の早期発見は、治療の負担を軽減し、健康を守る大切なポイントです。
CADEYEを用いることで、より多くの“早期のサイン”に気づける可能性が高まります。
当院では、こうした最新の技術を積極的に取り入れ、「安心・安全・精密な内視鏡検査」を提供しています。
見落としを減らす“AIのダブルチェック”

人間の目はどんなに経験を積んでも限界があります。AIは映像をフレーム単位で解析しており、わずかな色調の変化や小さな隆起も逃さず検出するよう設計されています。論文でも、AIが医師よりも高い精度で病変を見つける場面があることが報告されています。
病変検出支援機能
内視鏡検査時に癌やポリープなどが疑われる病変を検出すると、対象となるエリアを水色の検出ボックスで囲って、検出音とともにモニターに映し出すことで、医師の診断をサポートします。
病変の特徴をリアルタイムに解析
CADEYEは、病変の形・色・境界といった特徴を瞬時に分析し、
良性・悪性の可能性などの“キャラクタリゼーション(性状評価)”をリアルタイムでサポートします。これにより、より適切な治療方針をその場で判断しやすくなります。
疾患鑑別支援機能
検出された病変が、腫瘍性あるいは非腫瘍性かを画像情報からリアルタイムに推定して、色でモニターに映し出すことで、医師の診断をサポートします。
検査品質の均一化と向上
CAD EYE(AI 内視鏡支援システム)の効果
2024年に医学誌 J Anus Rectum Colon に掲載された研究では、大腸ポリープの検出率(ADR)について、AI併用により専門医による内視鏡診断能がさらに向上することが確認されました。
- 初心者の検出率:78.7%
- 専門医の検出率:85.3% → AI併用で99.0%(ほぼ100%)
CADEYEを併用することで、安定した高い質の内視鏡診断ができることを示しています。
AIのサポートがあることで、
- 常に一定の高いレベルで検査を提供できる
- 早期発見により、内視鏡治療などの根治性の高い治療につなげる可能性が高まる
というメリットがあります。
初めての方でも安心して検査を受けていただけます。

※本掲載の数値・図は公開研究データに基づくものであり、実際の検査環境・被検者集団・装置・操作条件等により結果は異なります。
また、AI支援は専門医の診断を代替するものではなく、あくまで補助ツールです。医師の最終判断が重要です。

